
家計簿の項目って、どうして必要なのかしら?食費、光熱費、医療費、保険代もあるわ。どうせ項目を作るなら、細かく分けておいたらどうかしら?そうすれば、後から何を買ったか分かりやすくなるわよね?
家計簿の項目は最初に決める
年金家計簿を付ける前に決めておくことがあります。それは、家計簿の項目です。 なぜ、家計簿を付ける前に項目を決めなければならないのでしょうか?
それは、あらかじめ項目を作っておくと、「一体何にお金をかけたのか?」というのが一目で分かります。また、家計全体を見渡すときにも、項目があるととても便利です。後から見直しても分かりやすいように、項目は家計簿にとって必要不可欠な存在だと言えます。
人によって家計簿の項目は様々ですが、シンプルを目指す母の年金家計簿の場合は以下の通りです。
<収入>
・年金
<支出:現金>
・食べる/暮らす費
・米代
・ガス代
・医療費
・お小遣い
・特別支出用の積み立て
<支出/自動引き落とし>
・水道代
・電気代
・NTT代
・携帯代
・A社保険代
・B社保険代
・新聞代
このように自分の生活にとって、必要だと思う項目だけを作成しましょう。
家計簿の項目はシンプルに分類する
一般的な家計簿は、年金家計簿よりも多くの項目を作っています。
例えば、食費なら米、肉、魚、野菜、調味料などといった感じです。また、肉を鶏肉、豚肉、牛肉などと、もっと細かく分ける人もいます。これだけ細かくすると、より詳しく何を買ったかということが分かってきますよね。
みなさんの中にも、「項目を細かくした方が丁寧だし、きちんとした記録としてとっておける」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、家計簿が続かない理由のひとつに、項目の複雑さがあると思うのです。
私は市販の家計簿をつけるのは苦手です。細かい項目に沿って記入していくうちに、面倒くさくなって、途中で何冊も投げ出してしまった思い出があります。項目が多いと、記入が増える、計算も増えると手間ばかりかかって嫌なってしまうのです。
家計簿を長く続けるには、項目をゆるく設定することが大切なのです。私は「食べる/暮らす費」という項目を作りました。 レシート毎に記入する方法です。こうやってまとめることで、計算する数が減って楽になりますよ。
項目を細かく分類してしまうと、記入する項目が増え、母は混乱してしまうでしょう。年金家計簿は、簡単かつシンプルにつけるものです。目的はあくまで赤字を出さないようにすること。長続きさせるためにも、手間のかかる家計簿を作る必要はありません。
項目は「何にいくらお金を使ったのか?」ということが大体分かればそれで良いのです。どうしても、費用の詳細が知りたいときはレシートを見ればよいのです。レシートには商品名と金額まで詳しく載っているので分かりやすいですよ。

家計簿の項目のポイント
・項目があれば、何にお金をかけたかが分かる
・項目はシンプルにまとめる
・多すぎる項目は、返って分かりにくい
・食べる/暮らす費でまとめる
・買い物の詳細を知りたいときは、レシートで確認
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